職業人講話「働く」何か(10/4 高松市)
日建学院高松校にて『働く』とは何か について講話します。
※当講座は求職者支援訓練のため、一般の方の参加はできません
整理収納アドバイザー、お掃除アドバイザー、防災士として、家の中で快適に過ごすために、安全で安心できる暮らしに携わってきました。これまでの経緯や頭で考えたようにいかなかったエピソードを交えお話します。
整理収納アドバイザーとなり17年。その前はハウスクリーニング業社長代行をしていました。
履歴書の特技欄には「片付け」と書いていました。
整理収納アドバイザーという職業は、まさに私の天職だと思いました。好きなことを仕事にできるなんて!!
しかし、そんなに甘いものじゃない。
そんな失敗談や整理収納アドバイザーになったからこそ経験できたことなどをお話します。
(あななにとって)働くとは何でしょう
生きるため、家族のため、夢を実現するため…など働く目的は人それぞれ。
目的もなく毎日を淡々を生きているだけの場合もあるでしょう。
2つの質問と3つの演習に取り組みながら、自分の働く意味を考えていきます。
人はなぜ働くのか:缶コーヒーBOSSのCM
働きすぎ、「働くを禁止」
数年前のテレビCMには、「人はなぜ働くのか」をテーマにしたものがありました。働くことが禁止された当初は、「働かなくてもいい」とみんな喜んでいましたが、次第に「働きたい」と思うようになるという内容でした。
ちょうどその頃、「ベーシックインカム」が議論されていましたが、その後どうなったのでしょうか?きっと、生きるためのお金が国民に配布されても、人は働き続けるのではないでしょうか?
「働く目的は」内閣府の国民生活に関する世論調査報告書では
調査によると、回答者の半数が「お金を得るために働く」と答えています。また、前回の調査と比較すると、その割合は上昇しているそうです。
その他にも、「生きがいを見つけるために働く」や「社会の一員として務めを果たすために働く」など、複数の回答がありました。興味深い点は、「お金を得るために働く」と答えた割合が町村で高くなっていることです。また、性別で見ると、男性は「社会の一員として務めを果たすために働く」と答えた割合が高く、女性は「生きがいを見つけるために働く」と答えた割合が高いという結果になっています。働く目的は、住んでいる場所、性別や年齢によって特徴があるようです。
「安全で安心できる暮らし」を求めて、整理収納アドバイザーができること
整理収納アドバイザーという職業が認知されつつありますが、17年前はまだあまり知られていませんでした。元旦に発生した能登地方の地震や、毎年のように発生する水害を考えると、ただ快適に暮らすだけでなく、安全であることの重要性を強く感じます。「安全であるからこそ、安心できる暮らしを」。これからも、そのような暮らしを提供できるサービスを続けていきたいと思います。
Comments